「時として、先入観は間違ったイメージを植え付ける。」
フィリピンについてのマスコミ報道や旅行の際の注意を喚起するHP。さらに、フィリピン人エンターティナーとの個人的なつながりによる情報やボランティアに至るまで不特定多数に先入観を植え付けるのに充分な情報が溢れている。
単純な例だが、オラが「マニラのタクシーは、少しでもボルことしか考えていない。」、「雨だから追加料金。ガソリンが高いからちょっと上乗せしてよ。挙句は、改造メータまで使う始末。」と書けば、読んだ人々に良からぬ印象を与える。近々渡比される方なら尚更であろう。この様なドライバーは確かに存在するし情報としても間違ってはいない。しかし、安全に旅行する「術」や危険を回避して生活する「術」が入手できる情報の大半であるならば、その情報が先入観として浸透し、その国そのもののイメージとして形成されてしまわないだろうか?そして、その「術」を多く心得ている輩がその国そのものを最も良く知る人物であると錯覚してしまってないだろうか?
実際、オラのタクシーにまつわるこの14日間を偽り無く書くならば、通勤と退院した相棒と倅のピックアップ。そして買い物と28回乗車したことになるが、先述のようにぬかしたドライバーは1名のみ。因みに場所は全てQuezon Cityで流しのタクシー。会話は英語(つまり、ドライバーはオラを外国人と認識している)。
「○○○○○へ行って。」
「へい。でもだんなぁ〜。雨ですし、20ペソ追加でいただけやすかぁ?」
「オメのタクシーは天気で料金が変わるんか?」
「いえいえ。でもだんなぁ〜。ガソリンもアホほど高くなってんの、ご存知でっしゃろ?」
「そんな事はアロヨにでも言え。俺がガソリンの値段上げたわけやない。」
「せやけど、だんなぁ〜。」
「雨が嫌でガソリンの高いのが不満やったら、今すぐドライバーやめぇ。ここで降りたる
から。」
「・・・・・」
「・・・・・」
っとこんな具合でしたが、結局、目的地までのメーターは72ペソ50センタポ。普段なら75ペソ払って釣りは取らないが、この時はキッチリ50センタポまで払って済ませた。
ここで肝心なのは、その他27名のドライバー。どのドライバーもメーターは何も言わずとも使用する。小銭が重いときはメータージャスト。たまたま札しかないときは、5ペソ余分に(メーター75ペソに対して、80ペソの支払い等)支払うのがオラの常だが、小言を言った奴などいないばかりか、内2名のドライバーは、「おっちゃんはメーター分しかもらわへん。兄ちゃん5ペソお釣りなっ!ほな、おおきにぃ。」と去って行ったし、道を一箇所間違えたドライバーは、「兄ちゃんすまんのぉ。道まちごーたさかい、20ペソ負けとくわぁ!」と言って去っていった。つまり、この14日のデータから推すと約3.6%の確立で不良ドライバーが巡ってくるので気をつけようねっとなる。
どうでしょうか?28台ではもちろん充分なサンプル数とは言えないし、地域差もあるのは事実です。が、旅行者の為の情報(特に空港・繁華街・有名観光地付近の情報)ばかりがキャストされ、それが一つのイメージとなってしまっていないでしょうか?
気を付ける事は勿論大切だが、全てを疑って掛かりモロに態度に出したり、逆に「ほんならおっちゃん、釣りは取っといて〜や。」という奢った態度で接するとマトモに働くドライバーは反対にプライドを傷つけられたと感じる場合もあり得る。
どの国に行こうが要は人と人。人の道に外れた事をされないように、又、人の道に外れた態度で接しないように。それは言うまでも無く世界共通のマナーではないでしょうか?
もう一つ、フィリピンにいながらにして日本と同様の又はそれ以上の生活をされている方々。(日本料理を食べ、日本人用のバーへ通い、コンドミニアムやビレッジで生活を営む方々)羨ましい限りですが、そのライフスタイルから「Philsで危険な目に会わずに如何に暮らすか?」はある特別なエリアで過ごす事をベースに彼らが最も良くご存知だと思います。それなりの貯蓄がおありで経済格差を主眼においておられる方々には参考になるページが既に多く存在します。そちらのサイトを強くお勧めいたします。
このブログではある特定の階層・年代・性別・目的に偏らないようにする事。さらに、既出の情報に捕らわれず客観的に物事を受け止めることに努め、「フィリピンを理解する」をテーマに進めて行きたいと考えています。
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